柳の下に二匹目のドジョウ!?『三四郎』百余年ぶり再連載もけっこうイケます
■そうだ10月1日から漱石『三四郎』の百何年ぶりだかの新聞再連載、例の『こころ』再連載成功の二番煎じ企画(!?)が始まっていたはず、と気づき、朝日新聞デジタル版朝刊(紙面スタイル)を急いで2日遡って第1回から読み始める。これがまた面白いのです。三四郎も少なくとも過去に1回は読んでいるのだが、書かれた当時と同じ新聞連載のリズムで読むというのは目新しくも楽しい経験。三四郎って、我が輩は猫であるとか坊っちゃんとかと同様の‘ユーモア小説’だったんだー。けっこう笑えます。
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