男子高校生向け「戦争アクション傑作選」再開---今回はキューブリック特集
■西荻TSUTAYAまでチャリで走り、久々に「夏休み名画座企画for男子高校生 戦争アクション傑作編」再開のためにDVDを3本借り出してきた。今回はキューブリック特集。古い順に『突撃』(1957)、『博士の異常な愛情』(1964)、『フルメタル・ジャケット』(1987)。で、まずは『フルメタル・ジャケット』を観る。いまでは前半の海兵隊訓練シーンがネット上でミリオタ系?定番の話題となっているらしく、いつものように器用にネットを検索しながらDVDを鑑賞する高2息子から、逆に各種トリビアを教えてもらうことに。‘人気’の「ハートフル軍曹」は本物の海兵隊訓練軍曹で、当初は演技指導のために参加したのだが、あまりの迫力なのでそのまま出演することになった、とか。勢いで続けて‘上映’した『博士の異常な愛情』の方は、途中まで観たところで息子には「疲れた」と退席されてしまった。残念。しかし『博士の異常な愛情』は傑作だなあ。ピーター・セラーズの三役演じ分け、ものすごいし。キューブリックが天才だということを再認識。
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